理念・政策
「今を見つめ、将来・未来に思いを馳せる。」
今を見つめることは、将来日本が生き残っていくための方向を示し、未来に思いを馳せ活動することで次世代により良い地域や暮らしを残していく事です。
国民の暮らしを守るために以下の課題の解決に全力をあげます。
1.道東の交通ネットワーク整備
国土の22%という広大な面積を占める北海道は、主要都市が全道に分散する地域構造となっていて、北海道経済の中心である道央圏とのアクセスの利便性が重要です。
積雪・寒冷な気候下での交通網の安全性確保、農水産物の安定的な輸送やその他基幹産業、観光、道民の暮らし、地域医療を支える重要な社会基盤として、北海道の主要な都市(特に札幌市)間の相互アクセスを強化します。
全道全地域への連携・交流を促進するため、新たな広域道路計画の早期策定、港湾整備に必要な予算の確保を推し進めていき、暮らしやすい地域づくりを更に進めていきます。
- 北海道総合開発計画の着実な推進
- 道路網の整備促進
- 産業や暮らしを支える社会基盤整備の促進
- 国土の保全、自然環境の保全・整備と利活用の促進
- 地域医療の確保と充実 安全・安心な地域づくりの推進
2.持続可能な農林水産業の確立
豊富な資源を活用し、全国一の生乳生産力を有する畜産酪農や、水産資源に恵まれた漁業など、北海道の基幹産業である農林水産業。
それを活かした関連産業の振興をさらに図り、日本国内だけではなく海外への輸出促進の強化、商品開発や販路拡大の取り組みを進めるとともに、地域産業の維持の為の担い手の育成・確保で地域の活力を生み出します。
- 酪農経営安定対策の充実
- 農業生産基盤整備事業の推進
- 水産業の振興対策と生産基盤整備の促進
- 酪農、畜産業の振興対策と生産基盤整備の促進
- 安定的な農林水産業経営の持続性確保に向けた財源の確保
- 魅力ある担い手対策
- 農林水産物の海外展開に向けた施設整備に対するサポート体制の強化
- 海外への輸出促進
- 海外からの防疫対策の徹底
3.北方領土問題の早期解決へ
「北方領土」は、我が国固有の領土です。国内外の世論喚起、四島交流事業の強化や北方四島周辺海域での安全操業の枠組みの拡大などを行なっていきます。
- 国内外の世論喚起、四島交流事業の強化
- 北方領土隣接地域(根室市・中標津町・別海町・標津町・羅臼町)の交通網整備や、街の活性化のための地域財源確保
- 市立根室病院、町立中標津病院の医療拠点体制の充実
- 北方四島周辺海域での安全操業の枠組みの拡大
4.災害に強い街づくり
1993年1月15日の釧路沖地震や、2003年9月26日の十勝沖地震、2011年3月11日の東日本大震災、そして2018年9月6日の胆振東部地震と、地震・災害の多い北海道。
今までの教訓を踏まえ、⽇本海溝・千島海溝沿いで想定される最⼤クラスの地震・津波による⼈的・物的・経済的被害の想定される全ての被害に対し、防災減災対策を早期に進めてまいります。
- ⽇本の⾷料基地である北海道が被災した場合、農産物、⽔産物、畜産物不⾜解消恐れがあるため、確保の⽅策をあらかじめ想定
- 寒冷下での津波避難の対策
- 避難所の有り方を再度確認・改善
- 地形の特徴を踏まえた津波避難
- 国土強靭化(災害に強いまちづくり)